旅行のプランに動物園・ＺＯＯを入れてみては？！　（動物を見ていると心が和んだ気になりませんか？何もかも忘れてボ〜っと・・・）

　国内・海外を問わず旅行を計画しているなら、動物園を訪れてみてはどうでしょうか？日本の動物園は、アメリカをはじめ海外の動物園などに比べるとエンターテイメント性に欠ける面があります。アメリカなどでは、動物園のライバルにディズニーランドやユニバーサルスタジオなどがあげられます。しかし、日本の動物園は、の〜んびりしています。わたしなどは、これが好きで動物園に行くのですがね。ボ〜っと眺めていると仕事のことや嫌なことを全部忘れて穏やかな気持ちになります。子供は、キャッキャ言って柵の中の動物を見ていますがねっ。子供から大人まで楽しめるスポット！動物園に行ってみましょうよ。

全国の動物園へのリンク！　〜珍しい動物はどこにいるのかなぁ〜

高崎山自然動物園

　大分駅よりバスで20分のところにある交通の便のよい立地です。おさんるさんで有名な国立公園高崎山自然動物園のホームページには、高崎山のおさるさんの見所を掲載！！、自然観察コ−スの紹介、営業案内などの情報が掲載されれています。

・北海道にいるエゾシカについて少し・・、雪のなかを可愛く走ります！
　シカは偶蹄類（２つに分かれたひづめをもつ仲間）に属する動物です。シカの祖先はイノシシに近い動物であったと考えられています。
　 日本に生息する偶蹄類はニホンジカ（シカ科）、ニホンカモシカ（ウシ科）、イノシシ（イノシシ科）の３種です。このうち北海道にはニホンジカの１亜種であるエゾシカだけが分布しています。
　 ニホンジカは日本列島だけでなく、ベトナムから東のアジア大陸、台湾の広い範囲に分布していますが、中国、台湾、日本の一部の地域では絶滅がおこり、その分布は断片的になっています。またニホンジカはシカの中でも姿が美しいことから、欧州、北米、オーストラリアやニュージーランドでは狩猟用に人為的に導入され、野生化しています。ニホンジカは英語では日本語がそのまま英名になり「Sika deer」、中国名では夏毛の白い斑点から梅花鹿（メイファールー）とよばれます。　国内のニホンジカはエゾシカ（北海道）、ホンシュウジカ（本州）、キュウシュウジカ（九州・四国）、ツシマジカ（対馬）、マゲシカ（馬毛島）、ヤクシカ（屋久島）、ケラマジカ（慶良間列島）の７亜種に分類されます。同じニホンジカといっても、その大きさや体重は亜種によって全く違い、最大のエゾシカではオスは冬期の平均体重で120-130kg、ケラマジカやヤクシカでは30-40kgほどで、角もエゾシカでは長さが70cm以上になりますが、ヤクシカでは40cmほどで枝分かれも少なくなります。
　 体格だけでなく、食性にも違いがあり、エゾシカや東北地方のホンシュウジカでは針広混交林（東北では落葉広葉樹林）で草本、木の葉、ササ、樹皮などその季節に利用しやすいものを食べていますが、南のツシマジカなどでは年間を通して安定的に餌が得られる常緑広葉樹林の木の葉が主体となっています。しかし同じ南のニホンジカでもヤクシカは、高標高地帯ではササやイネ科草本が餌の主体となり、逆に低標高地帯では常緑広葉樹の木の葉が主体となります。これらのことからニホンジカは環境に合わせて、食物の選択、社会構造、体格などを柔軟に変化させていることがわかります。

・パンダってすごいんです！中国の国宝なんだって！？
　パンダにはジャイアントパンダとレッサーパンダの２種類がいるが、 パンダと言うと白黒のジャイアントパンダを思い浮かべることだろう。
みんな知っているパンダだが、動物界の珍獣(ちんじゅう)であり、知られていないことが多いし、 分らないこともたくさんある。ジャイアントパンダってこんな動物なんだと感心をもってくれたら、パンダも大満足だろう。
　発見以来、いまだに分類学上の決着がついていない。 外見は非常にクマに近いが、骨、歯、消化器官などを解剖学的(かいぼうがくてき)に比較してみるとアライグマに似ている。 また、細胞の染色体も、アライグマに似ている。しかし、血液中の血清(けっせい)は、クマに近い。 図鑑などでは、「アライグマ科ジャイアントパンダ属」に分類されている場合が多い。 北京動物園と上野動物園では「ジャイアントパンダ科」としている。
　地球に残るパンダの数は、野生、飼育をあわせて約1000頭と絶滅寸前なんです。だから国宝なんですね。

・ライオンの白い耳にはご用心（あ〜こわいよ〜！！）

　ネコ科の動物に共通する特徴のひとつに、耳が現す独特のアクションというのがある。リラックスしているときは外側をむいて立ち、警戒しているときには前向きになってそばだてられている。そして何らかの敵意を感じると耳を回転させ、ついで喧嘩に備えて頭にピッタリと押しつけられるのだ。トラの場合は耳の後ろに白い斑点をもつ。敵意を感じて耳が回転すると、その白い斑点が現われるという寸法だ。つまりトラの耳に白い点がみえたら、襲いかかるぞという前段階。ご用心というわけである。